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名称:【カグラ】日影-陰乱- レアリティ:☆7 属性 木 一覧番号 1667 入手先 入手先1:入手先2:入手先3: レベル 1(99) HP 4215(8873) 攻撃力 481(1012) 治癒力 0(0) コスト 7 売却価格 ??? 進化必要素材 進化先 必殺技:ぶっさし 必要ターン数 9(4) 効果(Lv1) 発動時、80%の確率でリプレイが成立する抽選を行う。 効果(Max) 発動時、100%の確率でリプレイが成立する抽選を行う。 リーダースキル:日影-陰乱- HP60%以上時木属性攻撃力3.5倍、60%未満時治癒力が2.5倍になる。
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名称:【カグラ】葛城-陰乱- レアリティ:☆8 属性 水 一覧番号 1671 入手先 入手先1:入手先2:入手先3: レベル 1(99) HP 5346(11254) 攻撃力 534(1124) 治癒力 78(164) コスト 8 売却価格 ??? 進化必要素材 進化先 必殺技:クロスパンツァー 必要ターン数 20(15) 効果(Lv1) 敵からのダメージを1度だけ0にする。 効果(Max) 敵からのダメージを、2回まで0にする。 リーダースキル:葛城-陰乱- 水属性の4thリールと7成立時の回復量を0、水属性攻撃力を4.75倍。
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起き立つ黄金の獅子 私の元にF・トーレスから手紙が届いたのが2週間前の事だった。 先月に東地中海へ行くとの連絡を送ってから、今私が居るアレクサンドリアに手紙を何の躊躇もなく送ってくる彼の推察力はいつも感心させられるばかりだ。手紙には2週間後アテネにて待つと簡単な内容が素朴は筆致で書かれている以外は何の飾り気もない手紙だったが、これも彼らしいと苦笑いとも皮肉とも思えるような口元の緩みを自分自身で感じながら、聞き慣れている船首が波を押し分けて進む音を感じて私は自らの部屋でその手紙を手に取るともしない手つきで遊びながら、深々と椅子に身を納めていた。 アレクサンドリア周辺はやはり危険な海域である、というのも港での話題といえばその殆んどが海賊の事ばかり。そんな中にも少しはとある国の提督が何やらを発見したという噂が流れてきてはいるものの、その真贋すら海賊に襲われた船の話で消え去っているようであった。憂鬱な話に支配されている港町の中に身をおいていると、それが明日自らの身に降りかかるかもしれないという一抹の不安材料を投げかけられる。私とて多くの船員とその家族を守るという職を自覚しているが、その不安を船員に見せることこそがこれから共に冒険を続けていこうとする仲間に対して最大の罪になるのだと常に自らの戒めとしていたのである。それでも人の口に戸は立てられないもので、どんなに私が気丈に振舞おうとどんなに彼らに不安を抱かせないようとしても、彼らの足で聞きつけてきた噂話に尾ひれ背びれがついて船全体に広まってしまうのはどうしようもなかった。時にはその不安に駆られて私に後悔の安全を疑いに来る者も居たが、海賊の動きは逐次把握しているそれより次の出航へ向けての準備を完璧にしておく事がいざという時にも安全なのだという自分でも苦しいと思うような説得を続けていた。 希望より不安が募る毎日を送り続けていくという事は、彼らにも相当の精神的苦痛を与えるのは目に見えている。無論、海の上で多くの時間を過ごしてきている彼らが陸に上がっている事自体が苦痛かもしれない、近海に海賊が居るという情報を握っている以上はたとえ心的な苦痛を与えていても生命を守る為の手段としてこの地に留まるのが最良の手段だと私は決意していた、確かに海賊の数はこの大海原を往き来する多くの船から比べればきわめて少数だが、もっぱら古の文化と生命の神秘について多くの発見を主としてきた私たちが急時において無事に切り抜けられる事は可能性として低かったし仮にその瞬間に難を逃れられたとしても少なからずの人的被害が出ることは何よりも私の最も嫌うことでもあり、より確実な航路を取ることが出来ない以上は私も彼らと出航できない苦痛を分かち合うしか出来ない不甲斐なさを感じられずにはいられなかった。 アレクサンドリアの情けのない太陽の下に一時の非難を求めて寄港してから幾日が経過しただろう、その日は虫の知らせというべきか朝を迎えた時から私自身も落ち着きがなく、言い表せない不思議な高揚を感じていた。何かに急かされているような感覚で身支度を整えた私は港へ降り立ちギルドへ急ぐ。ブーツの足音が砂に支配されている街の中を乾いた音を響かせながら目的の場所へと向かってゆく、思った通りにギルド前には多くの諸提督が集まっている。息も少し切れ気味な私はその合間を縫うようにしてずっと待っていた情報を得ようと建物の中へ入っている。やはり…とうとう討伐隊が出たという情報であった。 前夜からの隠密行動であり、今朝に始まった軍隊による奇襲で近海を支配するような勢いでその勢力を振るっていた海賊はナイル川上流へとその向きを変えたらしい。これだ、いやこの日だ!今をおいてその日はないと直感した私はその瞬間にF・トーレスから来た手紙を思い出していた。 ギルドから足早に船に戻った私は急いで船員達を甲板へ召集し、これ以上ないほどの好機だ、これから再び海へ出る。と号令をかけた。彼らはずっとこれまで貯まっていた胸の何かを全て空へ向かって吐き捨てるような大声を上げたあと、見事な速さでその持ち場へと向かって行く、まったく現金なものだ、朝と比べるとその表情すら見違えて正しく生きる場所を得たような毅然とした表情をしている…しかし、その表情こそが私が最も頼れる顔なのだと、自らも自然と笑みを浮かべている事に気付いていない私もこの数日見せた事がないような足取りで船室へと向かっていった。 風向きは悪いながらも自らの帆に風を一杯に含んで進む船の甲板で私はこれから始まる運命の悪戯を全く予知することもなく、久しぶりに会う友人への懐かしい思いに浸っていた。ゆっくりながらも進む船の風を受けて私の耳元を飾るトルコ石のピアスが不規則にゆれている。もっと速くと船に伝えるようなその振り子は海のたまに巻き上がる波飛沫で乱反射する東地中海の光を浴びてキラキラと光りながら耳元で遊んでいた。船の上は気まぐれな風を捉え損じないようにと懸命に動き回る船員達の足音と声が飛び交い、静けさが戻る気配すらない。そんな賑わしい中でF・トーレスと初めて会った日の事を不意に思い出していた。華やかさと薄暗い欲望が渦巻く社交界に決別を決めて何よりも自らの手で新しい事を掴むことに意義を問いただすのだと海へ飛び出してから数年が立った時の事だった。海の世界ではまだ駆け出しという所の私だったが、商会への加入や少なくない発見の体験を下にリスボンへ寄港したときの事であった。偶然にもリスボンに寄港していた商会の仲間から彼を紹介された。滞在に多くの予定を取っていなかった私は、その場で簡単な挨拶と他愛のない会話で終始し再びリスボン後にした。気さくで幾多の戦場を駆け抜けた人が持つ雰囲気を出していた印象が残る人だなと、その時はそれだけしか思っていなかったが、私の行き先を見透かすような連絡がその後続いたのには舌を巻いたのを覚えている。その後、何回かの連絡を取り合った後、ロンドンに寄港した時にばったりと同じ街に寄港していた彼と再会した。日々を戦場に置く彼にとって私が話す様々な発見談は非常に興味を惹いたらしく連日深夜にまで及ぶ彼との会話に少し疲れを感じながらも楽しい時間を過ごしていた。そんな楽しい日々を過ごしている中に冒険者ギルドから依頼が届く、オスロ方面での生物探索との事だった、その日も彼に呼ばれての酒宴を催した私は早速明日にも出航する事を彼に告げると、一緒に行くと言い出してしまった。その場こそ酒の勢いによる物と互いに笑っていた翌日、まだ体中にアルコールが残っているのだろうか、考えの上手く纏まらないのを座りなれた椅子に寄りかかって振りきろうとする。まとまりきらない髪を両手で整えつつ、今から出航して進む航路をぼんやりとする頭で繰り返していた。 私がだらしなく身支度を整え船員達に号令をかけようと甲板に出たときであった。いつもと雰囲気が違う彼等の動作に少なからずの違和感を感じ、船員達の動揺とも不安とも取れる挙動の主は彼等が集合している先…船首に座る一人のせいだった。私の目線に気付いたその人は昨夜まで共に飲んでいたF・トーレスである。しっかりと身支度を整え、すでに船も出港準備を整えて昨夜の酔いが残っている振りもない顔で早く出ようと私を誘うのだ。そんな事から始まった彼との付き合いもすでに長い、時折は落ち合っての酒宴もあったが彼と私の生活の場が違うことから手紙のやり取りがもっぱらの手段だった。無論会っては楽しい人だったが、ふと自ら所属する商会の話となると少し怪訝な表情をみせて実情を語る事もあったが私は船乗りの愚痴としての一つとして捉えていた。 アレクサンドリアを出航して4日が過ぎた船室へと戻る私の足にチャドリが軽く絡んでいる、すっぽりと身を包むその衣装は少々私の身の丈に合っていないようなものだった。 それでも酷暑とも言える地域で砂漠の民が伝統衣装として今も受け継がれているこれは、砂漠にあっても涼しさを感じさせるような良く機能的なものであるなと私は思っていた。船室に戻った私は、そのチャドリを脱ぎ傍らの椅子に投げかける、ふわりと優しく投げかけられたチャドリの下にはこの東地中海へ入る前からお気に入りである深紅に染め上げられたジュストコールの上着が掛けられている。手元のグラスにチャイを注ぎ、喉を湿らす程度に口へ運ぶ、この地に来てこの飲み物だけは難なく受け入れる事が出来た…北欧の何にも似ているわけでもなかったが、見知らぬ土地へ来て食事に馴染めない事など多々ある中で、自らの舌に合う食材があるということは少なからず嬉しい事だった。 決して片付いているとは言えない机の上には航路や地形、上陸地点の書き込みでおよそ当初の姿すら想像するに難しい地図と革張りの航海日誌、そして測量器具に飲みかけのグラス。無造作な手つきでいっぱいの机の上にあるものを片隅へと追いやると、引き出しにしまってあった彼からの手紙を取り出した。小刻みに、たまに船が波を正面で浮けたときに起きる大きな揺れと同じくしてグラスのチャイと耳元を飾る耳飾りが同じ様子で揺れ、ただチャイが日の光と共に机上に作り出す模様だけが不規則に踊っている。 私たちが苦楽を共にする船がカンディアへと進路を向けようとしている時であった、船内にけたたましい鐘の音が鳴り響くと同時に私は無意識に深紅に染め上げられたジュストコールを掴み身を包む。自然と険しくなる表情、船員達も不穏な同様を隠せないでいる、急ぎ甲板へと躍り出て一段高いところから船員の示す方角を望遠鏡で確認する。今まで見たことのない紋章、それにこちらからの信号に返事を出さない様子、なにより多く傷ついた船体から発せられる不安な雰囲気。間違いないだろう、海賊だ。しかし、アレクサンドリアで噂となっていた海賊ではない、その様相からして近海のならず者が集まっただけの者だろう。しかも、相手は1隻…固唾を飲む事さえ忘れている船員達は今まで以上の緊張感を顔に出している。私はと言うと、賊の足にもよるだろうが幸いにも距離は離れている。ここで仕掛けられることなないと確信を得ていた。私の指示を待つ船員達はこれ以上ない強張った顔でまるで古の呪いを駆けられたように固まっている。軽い足取りで彼等の方を向いた私は自分でもこんな顔が出来るのかというほどの柔らかい表情で大した事はない幸い向こうの分よりこの船の方が足は速い、ただ少しだけ進路を変えるだけで十分離脱できるだろう。と伝え、再び険しい顔で進路を真西へ取るようにいつもより大きな声で指示した。その声は人の出来事を悠然を見知らぬ顔で通り過ぎる空に高く響き、船内に漂う不穏な空気を一掃させるには十分な大きさだった。 アテネの町は驚くほどに整備されており、ここがかつて大都市で繁栄を極めていた事を裏付けるには十分なほどの景観で何度訪れても飽きることのなく、また人の賑々しさが緊張する航海の疲れを忘れさせるほど嬉しかった。雑多するメインストリートを避け、慣れた風に小さな路地へと足を向ける。たまにトルコ石が耳元で柔らかな光に反応してさわやかな光を白壁の民家に映し出している。たまに吹き抜ける潮風もどこか独特で鼻腔をくすぐる匂いがこの街は他の街とは違うという雰囲気をそこらかしこから湧き出でているようだった。 裏通りとも言えないが、およそ現地に住む人々しか知らないような小道を抜けていったところにある小さな酒場、余所者が入るには少々覚悟がいるような店構えだが、来客が少ない分出入りする人が店主に覚えられやすいという利点もこういう店にはあるのも事実だ。 店内は表よりずっと小奇麗で、珍しく採光窓にステンドグラスを用いて店内を明るく見せている。朝夕と太陽の姿が変わるごとにその店内を神秘的に照らし出せる工夫はこの店主の技なのか、それとも以前より何かしらの建物を改造しただけなのかは不明だが全てが訪れる人を和ませる空気を作り上げている。久しぶりとはいえ、ここの空気はいつも躊躇なく受け入れられる、ゆっくりとした時間が流れているような雰囲気と酒に溺れる事のない客の交じり合ったそれがそうさせているのだと私は常々思っていた。カウンター越しの店主に近寄るとお連れ様達がお見えですよと2階の行きなれた部屋を指差した。いつもの店のいつもの部屋…ここら辺の思い入れも彼らしい、好きな事を好きなだけ続ける、そんな性分だからこそ彼を慕う人は船員に留まらず他国の諸提督にも及んでいるのだろう。 楽しげな声が聞こえてくる扉を軽くノックした後に返事を待たず入った部屋には逆光に映し出される3人の人影、これは意外にも不意を突かれた感じで影に隠れたF・トーレス意外の同席者を軽く見渡したが、その顔ぶれには見覚えあるっというより馴染みの顔が居ることで心の何かを払拭することができた。同席した人は私を呼び出したF・トーレス、そして私と同じ商会に所属するライラ、そして初対面であるF・トーレスと同じ商会のアイラであった。おう、遅かったな~時間に厳しい嬢が期日に遅れるとは珍しい、どこかで良い男にでも貢いでいたのか?などと屈託ない笑顔で洒落を言いながら私を迎えるF・トーレス、それにつられて場の雰囲気がぐっと和む。微笑返しではないが、あんたより良い男がアレクサンドリアに居たからねっと言いながら席に座るが早いか否か店主が良く冷えたグラスをラム酒のボトルと共に入ってきた。F・トーレスに注がれるままにグラスを傾ける、 一つの机を囲み各々が次々と語り始める冒険談はアテネの陽を西へと追いやり、また、尽きるとも知れないこれからの夢の話は東から上る上弦の月を真天に誘うには十分すぎるほどの話題だった。 4本目のラム酒のボトルの最後の一滴をグラスに注ぎながら、薄明るくランプだけで照らし出されている室内で彼からいつもの話題が発せられる、そう商会の話である。櫛の歯が欠けるようだと比喩を使いながらグラスのラム酒を口へ注ぐ彼の顔元は酔いからなのか少し寂しげで、室内の明りの少なさとも相まって一層にその口調を静かにするようだった。 いつの間にかそこに居る4人が全て、楽な格好で椅子に座っている。私といえばチャドリを脱ぎブラウスのボタンを数個外した格好で椅子の肘掛を使って頬杖を突きながら、4人で囲む時間を楽しんでいた。机の上にはかつて肴が美しく盛られていた皿が数枚、内容物を失ったボトル、そして各々の身に着ける装飾品が映し出す斑の模様だけが揺らめいている。 扉の向こうにあるテーブル席(っと言っても4人掛けのものが3つほど並んでいるだけだが)は時が進むにつれて席主を失った静寂が支配してきていた。トルコ石の耳飾を片手で遊びながら心地のよい気分の中で彼の話を聞くとも無しに聞いていた私だったが、その酔いを醒ますには十分なほどの言葉が両脇から発せられる。「新しい商会を作ってしまえば?」唐突というよりも突飛な発言に酔いがさめるほどの緊張を感じ思わず椅子に座る態を改めてしまっていた。内心をえぐるようなこの話題は膨らむコトを止めようとはせずそこに居る皆が身を乗り出しての笑い話となり傍らに置かれる空き瓶は皆がその場を離れるまでの間に3本ほど増えていた。後にこの日の会談はゴールデン・ルーヴェ内でアテネ会談と呼ばれるようになる。 慣れない酒量に漬かりきって迎えた朝は、激しい頭痛と共に迎えた。深夜とも朝とも言える時間まで続いた会は時間の経過と自らが消費したラム酒の量を忘れさせるには十分過ぎるほど楽しいものであったが、今迎えているこの惨状を考えると自制心の無さに強く後悔していた。果たして私はどのような道をこの船まで帰ってきたのか、いったいどれくらいのラム酒を飲んだのか偏頭痛で上手く働かない思考を一つづつ纏めようとしてみたが、いくら考えても今の私には満足する解答を得られるはずもなかった。昨夜は他の船員にも少々の飲み代を配り、ゆっくりと休養をとるようにと伝えてはいたが彼等の話を聞くとやはり最後に船に戻ってきたのは私だったらしい。アテネでの滞在期間は7日を予定していたがその間にあれこれと次なる航海へ向けての準備を考えていたが、この様では今日一日をフイにしてしまうなといつもより重たい歩調で甲板へと歩き出た。アテネの穏やかな横波に船が小刻みに揺れている、いつもなら心地よいこの揺れも今日の今となっては少し恨めしく、航海するには最適とも思われる日差しは私の目を容赦なく照らしつけ今日ほどこの日差しを憎らしく思った日は過去にはなかっただろう。 再び船の中へ戻った私は船内の浴室へと足を向けた、浴室と言っても湯が出るわけでもないく温もりも無い水がただ流れ出るシャワーがあるだけで、最低限の体の汚れを落すだけの簡易なものだった。昨日から着続けていた衣類からようやく解放され昨日に流れ込んだ酒がこの水で洗い流せないものかと無駄な考えをめぐらせながら、その酒によって少し体温が上昇している体に滔滔と流れ続けるシャワーからの水が冷たく徐々に酒に醒めていくような感覚に、このままずっとこうしていても良いかなと再び無駄な思考をめぐらせていた。 今、浴室に居るのはこの船の提督である、昨夜に痛飲した代償を払うために火照った体を冷やす為にその場所に居る。その躯体は流れるシャワーの水滴の中にも華奢とも言えるような美線を描き出し、いっそ陸へ上がって社交界へと踊り出れば行き交う男性が後ろを振り向くような容姿をしている。しかし、常に日に晒される手や顔は少し日に焼けて元の肌の色をしているだろう部分のそれとは一瞥して異なっていた。それでも、彼女の利発さを見せる整った顔、一般階層にはないように思える整ったそれがその日に焼けた肌すらも魅力的に感じさせるようで、彼女自身もその褐色に変わった肌を自分でも誇らしげに思っているようだった。しかし、いくら冒険を稼業にしているとはいえ女性として生きているという自覚はあるようだ、無意識なのか意識的なのか日差しの強い地域への旅にはよくよく日焼けしすぎないような服装を選び、船のいたる所に女性ならではの配慮がなされている。テーブルクロス、ふと目に留まる船内に飾られている花々、食事にしてもそうだ男ばかりだと肉に偏りがちだが栄養価を考えてのメニューが並べられる。ただ、女性だと行って全てが緩やかな船ではなかった、1隻の船の提督として船内の規律はおそらく他の船以上に厳しく決められていた。それでも理論だてて規律の意味を船員に伝えている彼女への不平不満は周りが思う以上に少なく、船員からの信頼は勝ち得ている言っても過言ではなかった。 しかしながら船員たちの誰もが不思議と思っているのは、彼女の出身についてである、古参の船員であっても、彼女の出自について知っているのは皆無といって良いほどで、ほとんどの船員が彼女の名前がアンレーデである以外の情報を握っている人間はいなかった。しかし、その数少ない情報であるアンレーデという名前もファーストネームということぐらいしか不明であり、ファミリーネームすら彼らに教える事はなかった。無論、彼らも尋ねない事もなかったが、そんな時はいつも決まって「海はたとえ名前を明かさなくても受け入れてくれる。貴族も咎人も分け隔てなく受け入れてくれる、この大自然の前では皆が平等なのだ。君たちと私は職業的に平等という訳にもいかないが少しでもそれとなるようにしているだけよ。」と屈託のない笑顔で返されるのだ、これをやられるとそれ以上のことも聞くことが出来ずに引き下がるほかなかったのである。実際、海に出ると名前のことなどは些細なことで、むしろファーストネームで呼び合う方が船員も肩の力が抜けて皆の結束力が高まるのが早いのではないかと思う者さえ居たぐらいである。 体の奥底にまだ少しの酒が残っているような感覚があるにせよ、シャワーによって幾分というよりかなりの冷静さを取り戻した私は船室へ戻る通路に居た。船室の扉前には誰かが気を利かせてよく冷えた果実ジュースがボトルで置かれている。深酒を浴びた翌日は私が好んでこのジュースを飲むことを知っている彼等の誰かが置いてくれたのだろう。まだぬれている銀にも近い髪を両手で櫛上げながら真紅のジュストコールに身を包み直し、白壁と青い海の町へと再び降り立つ準備をする、昨日よりは少し穏やかに思える日差しも今の私にとっては少々まぶしい気もするが、それでも次なる航海の計画を立てるには何よりも仕事の依頼が有ってこそである。石畳に響くレザーブーツの乾いた足音が雑踏し変わらずに賑々しい街中へと入ってゆく、通り過ぎる街中の建物の壁に私と分かる人影と耳元に飾られたトルコ石の装飾品の光がゆっくりと歩調にあわして揺れて消えてしている。その行く先は昨日の路地裏とは全く違う方向の路地へと吸い込まれて行き再び何も飾らない看板すらない凡そ民家と思しき建屋の前で止まる。初めてこの街に降り立ち、正規(皆が集う)の仲介人との面識も風の噂にもならない名声しか持たない船の提督には、どの街に降り立っても冷風が吹き付けるような待遇と仕事の斡旋しかないのは慣れた事では有ったが、この街では些細なきっかけから表に出される仕事(つまらなく仕事)よりも、より冒険家として魅力を感じ得ないほどの依頼が集まるこの家の住人と知り合いになれたのは、生まれ持った幸運かそれとも主の導きかと感激したものだった。見かけ以上に重いその木造りの戸を開けて入った中は普通の民家としか例えようの無いごくありふれた間取りが広がっている、玄関の側においてある呼び鈴を決まった手はずで鳴らすと小柄で物腰の柔らかそうな男性が私を見てちょうど良かったと言うような顔で迎えてくれた。 その家を出たのはアテネの街を真上から太陽が照らしだす時間を迎える頃だった、あれこれと依頼とは全く関係ない話が大半を占めた時間であったが、得るものも大きい時間だったと仲介人より紹介された仕事内容に満足しながら白壁が続く街中で歩を進めて行く。 喧騒とする街を通り過ぎ、再び船室へと戻った私はこれからの発見に心躍るような感情が表れているかのようにいつもの机に大雑把に航路図を広げ、いつの間にか真紅のジュストコールをも脱いだ格好で今はもぅかつての冷気を失った果実のジュースを口へと運びながらベイルートへの航路を考えていた。時折、クセのように耳の装飾品を手の中で遊ぶような仕草で息を抜きながら、私が酔いを醒ましている間にも、いや私が目覚める前ぐらいにも昨夜共に飲んだ他の3名はすでに次なる港へ向けて出航した後だと仕事の仲介人から聞いた時の事を思い出していた。
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開催期間 / 告知 / 概要 イベント限定モンスター天空に浮かぶ城 Vの塔 イベント限定採取ポイント 期間限定ペット牧場ギルドで契約できるペット 手なずけることができるペット 作成できるアイテム金塊 金箔 スフィンクスの装飾 開催期間 2011年1月17日(月)~2011年1月23日(日) 2012年1月01日(日)~2012年1月09日(月) 2013年1月01日(火)~2013年1月07日(月) 2014年1月01日(水)~2014年1月07日(火) 2015年1月01日(木)~2015年1月12日(月) 2016年1月01日(金)~2016年1月11日(月) 2017年1月01日(日)~2017年1月09日(月) 2018年1月01日(月)~2018年1月14日(日) 2019年2月16日(土)~2019年3月03日(日) 2020年1月1日(水)~2020年1月31日(金) 2021年1月1日(金)~2021年1月26日(火) 2022年1月1日(土)~2022年1月30日(日) 2023年1月1日(日)~2023年1月23日(月) 2024年1月1日(月)~2024年1月31日(水)14 00 告知 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 概要 会場(Ⅴの塔) 限定モンスター出現(Ⅴの塔) 限定ペット(牧場ギルド販売、モンスター手なずけ) 1月1日00 03ごろ(JST)、天空に浮かぶ城に巨大ないにしえのミミック出現 正月から数日間、限定採取ポイント出現(門松、おみくじ、宝箱2種) 上へ イベント限定モンスター 天空に浮かぶ城 【いにしえのミミック】 体力: ?? 攻撃パターン: 妖しい霧:? かみつき:1・1 ひっかく:1 ドロップ: おいしい砂金 トルマリン トルマリンのかけら ゾイサイト ゾイサイトのかけら 備考: 闇0.5倍 無効? 他0.1倍? 傾向と対策 1月1日0 03ごろ、天空に浮かぶ城に1体出現する。 1体のみの出現で、再出現はしない。 2022年以降はドロップ内容に宝石が追加され豪華になったが、討伐後10分程度で消えてしまうため、 サブアカウントも含めて採取したい場合は急ぐ必要がある。 非常に巨大でタフだが、攻撃自体は大したことがない。 ただし耐性が高く、属性が100%を超える装備で殴ると回復させてしまう点だけ留意して準備しておきたい。 GMのアーティ・ファクト氏に応援されながらみんなで討伐するお祭り要素のようなものである。 ※初回:2012年1月1日0 00に天空に浮かぶ城に現れた。 ※2013年1月1日以降は、0 03に天空に浮かぶ城に現れる。毎年少しずつ出現位置が異なる。 ※2022年1月1日以降は、おいしい砂金以外もドロップするようになった。 しかし10分くらいで消えるようにもなった。 同時に耐性に調整が入った可能性あり。 Vの塔 【封印のミミック】2012年以降の姿 体力: 60 攻撃パターン: 妖しい霧:1(自然属性100%/追加効果:毒・睡眠) かみつき:1 ひっかく:1×2 ドロップ: ミミックの金具 砂金 金箔(レア) 金塊(レア) 封印の宝箱(レア) 遡る宝箱(毒採取) 備考: 闇0.5倍 マジカロスとで採取できるアイテムが異なる ドリフト能力あり 傾向と対策 イベント期間中、Vの塔の各マスに現れる。 移動速度や攻撃動作がやや速く、防御動作がわかりやすい。 また、毒状態にして倒すと遡る宝箱を確定採取することができる。 ※おいしい砂金で手なずけ可能。 + 以前のverの封印のミミックを見る 【封印のミミック ver.2011年】 体力: 40 攻撃パターン: 妖しい霧:?? かみつき:1 ドロップ: ミミックの金具 砂金 金塊(レア) 備考: ?? 傾向と対策 イベント期間中、Vの塔の各マスに現れる。 ドリフト能力あり。 妖しい霧は上下、左右に範囲が広く 毒と昏睡のダブルで状態異常に陥る。 ともに約 1分で解放。 見てからの回避、防御は間に合わないので 1、2回打撃を与えたらすぐさま距離をとるヒット&アウェイで臨む。 頻繁に防御するので移動しはじめた時が好機。 弓があると安全確実だが、地理的に充分な間合いをとることができない場面がある。 昏睡には防止できる消費アイテム、コーヒーがあるので活用を。 また、毒状態には解毒ポーション・解毒の巻物でケアを 眠ってしまった仲間には雪玉をぶつけて起こそう。 【スフィンクス】 体力: 約150 攻撃パターン: 砂嵐:1・1・2(物理100%×2→雷属性50%/追加効果:麻痺) パンチ:1 後ろ足:1・1 ダッシュ:1×複数 ドロップ:スフィンクスの装飾 砂金 金塊 聖獣の宝箱 備考: 地1.5倍 闇0.5倍 他等倍 傾向と対策 3体ドリフト。 最も怖い攻撃は麻痺状態になる砂嵐だが、通常の盾でガード可能。 それ以外の攻撃はそこまで強くない。なるべく正面を取ろう。 地属性のクリティカルを出す手段があれば容易に倒せる。 封印のミミックと同じBGMだが、見逃すことはないだろう。 ※クナーファを使用することで手なずけ可能 ※2024年追加。 上へ イベント限定採取ポイント これらは黄金の季節イベントの一環というよりは、「正月限定」という位置づけのため、 設置期間は黄金の季節イベントとは異なることが多い点に注意。 設置期間は毎年異なるため、ニュースをチェックのこと。 【門松】 場所: 試練の洞窟の入口、霊廟の入り口 採取: 竹の葉 温州ミカン 【おみくじ】 場所: 天空に浮かぶ城の中庭 採取: おみくじの宝箱xxxx ※2024年なら「おみくじの宝箱2024」という宝箱が入手できる。その年限定。 【喜色/歓喜の宝箱】 場所: Ⅴの塔ゴールマス 採取: 喜色の宝箱 歓喜の宝箱 ※リボーンイベント開催以降は、Ⅴの塔ゴールマスに常設されている。 【限定宝箱】 場所: Ⅴの塔ゴールマス 採取: 白の宝箱 赤の宝箱 青の宝箱 緑の宝箱 混の宝箱 ※リボーンイベント開催以降は、Ⅴの塔ゴールマスに常設されている。 上へ 期間限定ペット 牧場ギルドで契約できるペット 詳細は「ペット」一覧 画像 名前 価格S アヌビス犬 2100 スカラベ 1100 サル(金) 1500 ゲヘナ鳥(金) 4000 ゲヘナ鳥(金・ヒナ) 1800 ウリ坊(金) 3100 キメラマウス(金) 2020 仔牛(金) 3500 ホルスのピラミッド(金) 1500 手なずけることができるペット 詳細は「ペット」一覧 画像 名前 価格S 手なずけアイテム 備考 封印のミミック 1000000 おいしい砂金 所持金上限が999999 Sのため、理論上はプラス会員のみペット契約可能 スフィンクス 5000 クナーファ 金箔×10+砂金×10+蜜×10で合成 上へ 作成できるアイテム 金塊 2011/1/17 ゴールデンシリーズ(材質 金)の武器が追加された。 材質 金の武器は、石化した敵にダメージを与えることができる。 ただし、攻撃がヒットするたびに石化の残り時間が10%ずつ減少する。 いずれも通常の鉄武器などと同様、×5ずつでアートまで強化可能。 画像 完成品 主材料 副材料 備考 ゴールデンアックス 金塊×10 - ゴールデンウォーハンマー 金塊×10 - ゴールデンメイス 金塊×10 - ゴールデンランス 金塊×10 - 2011年末追加 ゴールデンハルバード 金塊×10 - 2011年末追加 ゴールデンサイズ 金塊×10 - 2011年末追加 ゴールデンダガー 金塊×10 - 2011年末追加 ゴールデンクロー 金塊×10 - 2011年末追加 ゴールデングレートソード 金塊×10 - 2012年末追加 ゴールデンロングソード 金塊×10 - 2013年末追加 ゴールデンスピア 金塊×10 - 2016年追加 ゴールデンレイピア 金塊×10 - 2017年追加 ゴールデンウィップ 金塊×10 - 2018年追加 ゴールデンチャクラム 金塊×10 - 2019年追加 ゴールデンボウ 金塊×10 - 2020年追加 金箔 2016年追加。 文化のシリーズは2019年追加。 金の民族、金のシリーズは2020年追加。 画像 完成品 主材料 副材料 備考 アラビアンハット 金箔×2 シルク×10癒しの羽根×1 アラビアン~プリンスの称号 アラビアンローブマント 金箔×5 シルク×15青い液体×1 アラビアン~プリンスの称号 アラビアンシャツ 金箔×3 シルク×9 アラビアン~プリンスの称号 アラビアンパンツ 金箔×4 シルク×12青い液体×1 アラビアン~プリンスの称号 アラビアンヘッドスカーフ 金箔×2 シルク×10青い液体×1 アラビアン~プリンセスの称号 アラビアンブラトップ 金箔×3 シルク×8青い液体×1 アラビアン~プリンセスの称号 アラビアンスリットパンツ 金箔×4 シルク×12青い液体×1 アラビアン~プリンセスの称号 アラビアンシューズ 金箔×1 シルク×2青い液体×1 アラビアン~プリンセス?の称号 文化のレザーヘルム 金箔×10 ミミックの牙×10革×5黒い液体×1 文化のレザーアーマー 金箔×16 ミミックの牙×16革×8ミミックの金具×4シルク×1黒い液体×1 文化のレザードレス 金箔×12 ミミックの牙×12革×6シルク×2黒い液体×1 文化のレザーブーツ 金箔×4 ミミックの牙×4革×2黒い液体×1 移動速度1 ゴールドボブウィッグ 金箔×20 砂金×30細長いひげ×30昆虫の腸×30 シンボルの盾 金箔×50 ミミックの牙×60遺跡の石片×70 石化8%石化(呪い)8%雷攻撃ガード可2018年追加 金の民族シャツ 金箔×5 ミミックの牙×10亜麻布×3 金の民族ズボン 金箔×4 ミミックの牙×8亜麻布×2 金の民族シューズ 金箔×2 ミミックの牙×4亜麻布×1 移動速度1 金の民族ヴェール 金箔×6 ミミックの牙×12麻布×3 金の民族ワンピース 金箔×8 ミミックの牙×16麻布×4 金のノースリーブ 金箔×4 ミミックの牙×8木綿×2 金のミニスカート 金箔×4 ミミックの牙×8木綿×2 金のタイツ 金箔×3 ミミックの牙×6毛糸×2 金のハイヒール 金箔×2 ミミックの牙×4革×1 移動速度1 金のバスローブ 金箔×9 ミミックの牙×18オオカミの毛皮×5 クナーファ 金箔×10 砂金×10蜜×10 スフィンクスを手懐ける消費アイテム2024年追加 ※「ミミックの牙」はマジカロスの黄金の季節イベントで入手 スフィンクスの装飾 2024年追加。 画像 完成品 主材料 副材料 備考 スフィンクスクラブ フィンクスの装飾×99 金箔×70砂金50金塊×50 砂の守護者〜の称号ゾアクラブ級光属性50%凍結10%材質 金 トト神の帽子 スフィンクスの装飾×40 金箔×20黒曜石×5 トトの~の称号 トト神の鎧 スフィンクスの装飾×40 金箔30麻布×10黒い液体×1 トトの~の称号 トト神の靴 スフィンクスの装飾×15 金箔×8 移動速度1
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剣の肉質が以上に硬くなったグレンデル その代わり胴体は柔らかくなった 部位破壊が完了すれば剣は柔らかくなる スピードも基本種より速い HP 弱点 破壊可能部位 FCS - 剣(破壊後)・雷 剣、右翼、左翼 ○□△ □○ ○△ □○△ 行動パターン 名称 威力 説明 剣撃 - 剣で攻撃、終了時に剣を地面に突き立てる攻撃に派生することがある、怒り時は更に上昇攻撃に派生することがある 突進 - はじくと動きをとめることが出来る 剣投げ - 上空のみで使用、剣に攻撃を当てて打ち返せる ホーリー・レイ(大) - 上空のみで使用、降り注ぐ剣の中にひとつだけグレンデルの剣が落ちてくるので、そこに攻撃できる ホーリー・レイ(小) - 地上のみで使用、プレイヤーのいる位置に剣が降ってくる 復帰攻撃 - 気絶後や落下後に使用してくる、威力が高い リフレク - 上空にいる間常に発動、攻撃魔法を跳ね返す 報酬 基本報酬 部位破壊報酬 人獣竜の血人獣竜の兜の欠片人獣竜の紋章人獣竜の爪魔獣竜の尾魔獣竜の籠手 剣 人獣竜の折れた剣左翼 人獣竜の翼右翼 人獣竜の翼 出現クエスト 百の剣を司る戦士 黄金の剣を折れ! コメント欄 名前 コメント すべてのコメントを見る
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七転八刀――◆X8UEQnbu92 遠く、遥かな頂きから声が降ってきた。 何事かと空を見上げた錆白兵は知る。 これは、新たな戦の号砲であると。 「拙者にときめいてもらうでござる」 独語し、堕剣士の影が霞む。 目にも止まらぬ勢いで険しい山脈を駆け昇っていく。 この声はかなりの広範囲に届いているようだ。おそらく先ほどの黒い剣士も来るだろう。 剣を砕かれた今の錆白兵ではあの強者を相手取るのは甚だ不利。 それをわかっていて尚、剣士は目前にある熾烈な闘争の香りに引き寄せられる。 なんとなれば戦場こそが錆白兵の存在意義を証明できる唯一の聖地だからである。 十数分も走っただろうか、山脈の頂きへと到達した錆白兵の目前には広く開けた岩場が映っている。 慎重に身を隠し様子を伺うと、そこには一人の男と二人の女がいた。 青年は刀を佩き、手には何やら珍妙な筒のようなものを持っている。 その筒を口元に当て、大きく息を吸い込んで吐き出す寸前、青い髪の少女が慌てて男の手から筒を取り上げた。 遠めに見て何やら説教をしているようだ。男の表情が情けなくも弱々しい様相へと変化している。 もう一人の女は着物を纏い、興味なさげに少女と男のやり取りを眺めていた。 (仕掛けるか……? いや、あの着物の女人は相当腕が立つ……これ以上近づけば即座に悟られるでござる……) 数の上では三対一。 奇襲と言う利はあれど、初手で数を減らせなければ瞬きのうちに逆撃を受けるは必定だ。 今は待ちの一手と観察を続けることとした。 脚運びを吟味し、青髪の少女はそれほど脅威ではないと断定した。あれは剣士ではない。 着物の女は逆に相当腕が立つとわかる。 岩を背にして死角を減らし、いつ攻撃されても対応できるよう剣の柄に常時手をかけている。 だが先ほどの黒い剣士ほどではない。一対一なら十分討ち取る自信はあった。 懸念はなにやら面妖な気配を発するあの剣くらい。 最後、青年はどうにも測りきれない。 しかし容易ならざる敵手であるということだけは、今もって錆白兵が隙を見出せないことからも明白であった。 (ふむ……仕掛けるならば、まず狙うは着物の女人でござるな) 一手で彼女を無力化し、然る後に青年と対峙する。 その際彼女の剣を手にすることができれば勝ちの目は色濃くなる。 ゆくか、と思考を鋭く研ぎ澄まし、今まさに一歩目を踏み出そうとしたとき。 「むっ……!」 錆白兵の意思に拠らず状況は動く。 彼の、そして三人の前に新たな推参者が現れていた。 黄金の髪、黒の鎧、そして不可視の剣。 錆白兵自身が数刻前に剣を合わせた堕ちた騎士王が、純然たる殺意を伴って踏み込んできた。 男が誰何の声を上げる。 だが黒き騎士はそれに応えず、無言のままに見えざる剣を掲げ一足で男の間合に侵入した。 一閃――が、剣の軌跡が示すはずの、本来起こり得る結果は否定された。 不可視の剣は青年の首の皮一枚を浅く抉るに留まっている。 驚愕は騎士王のみならずその場にいた全員のもの。 あの剣速、あの剛力、あの角度。男の首は天高く舞っていなければ道理に合わない。 特に身を以て騎士王の一撃の重さを知る錆白兵に取り、その光景は甚だ筆舌に尽くしがたいものであった。 (なんと……! 拙者の剣を砕いたあの一閃を、いとも容易く防いだでござるか!) 錆白兵は我知らず拳を握り締める。 己の技巧の全てを以てしてあの騎士王には届かず、あまつさえ振るう剣を砕かれた。 だがあの青年はどうだ。 技の一つも繰り出さず、どころか刀を抜きもせず、錆白兵が一度は屈したあの剛剣を、避けるまでも無いと受け止めて見せた。 剣士としての矜持が激しく揺らぐのを感じる。 その動揺はやがて烈火の如き怒りとなって、錆白兵を包んでいく。 それは青年や騎士王に向けたものではない。 己が内面に向かう諸刃の刃だ。 (拙者は未だ未熟……ならば、壁を踏み越えてこそ拙者はもっと強く輝くことができるでござろう!) そして錆白兵は決意する。 あの男だけは必ず自身の手で討ち取る。 さすれば錆白兵は剣士としてまた一つ新たな階梯に昇ることとなる。 氷の瞳で戦況分析を続行する。 騎士王の一瞬の停滞を逃さず着物の女が剣を奔らせ、闇を固めた黒き鎧に一筋の傷が刻まれた。 そしてその瞬間またしても錆白兵は瞠目する。 どういうからくりによるものか、騎士王の纏う鎧が一瞬にして霧散した。 それが騎士王の意思でないことは彼女の表情を見ればわかる。 驚愕そして怒り。だがそれらは彼女の鉄の自制心によって一瞬にして押し込まれた。 再度、どこからともなく鎧が現出し彼女の身を包む。 それは錆白兵との戦いでも見せたもの。鎧を好きなときに好きなだけ生み出せる妖術の類か。 だがそれは、裏を返せば鎧が無ければ刃は通用する証左である。 あの男のように何の防御も無く鉄壁の守りを約束されたものではない。 身体能力は黒き騎士王が突出している。 二人を相手取って尚、守勢に回らず攻勢に出られるということが彼女の非凡さを表していると言えるだろう。 だが彼女が剣を交える者は尋常な剣士ではない。 攻撃が通じない者と、防御が通じない者。最強の矛と盾を体現する者達だ。 騎士王が迫り、男がここに来てようやく刀を抜く。 あざ笑うかのように不可視の剣は刀の壁をすり抜け男に吸い込まれ、やはり突破できず膠着する。 その一瞬の隙に着物の女が死角から剣を一閃。騎士王は今度は受けぬとばかり剣を翻し受け止める。 その瞬間、風が吹き荒れた。 驚かされたのは何度目か。 騎士王は愕然とその手の中の剣――刀身を晒した木刀を凝視していた。 風はその木刀から吹いている。どうやらあの木刀に風を纏わせ、光を屈折させ不可視としていたのだろう。 種が割れれば単純なもの。しかしこと剣戟に限れば絶大な益を与える魔技。 (どうやらあの女人の剣、あらゆる妖術を打ち消す業物と見ていいでござるな) つまり受けるのならば鍛え磨いた剣の技でなければならないということだ。 そしてそれは錆白兵に取り最も得意とするところでもある。 黒き騎士は圧倒的な速度、力、そして技。刃渡りを知ってしまえば不可視の剣は脅威ではない。 着物の女人は魔性を滅する技。体技自体はさほどでもない。 青年はこちらも体技においては錆白兵が圧する自信はあるが、やはりあの絶対的な防御を突破する策が見出せない。 騎士王はもはや無益と見たか剣に絡む風を操作し、光の屈折よりも切れ味を増すことを選んだ。 回転を上げ、男と着物の女どちらにも攻める機を与えないよう、嵐のような連撃を解き放つ。 地は抉れ岩は砕かれ木々は薙ぎ倒されていく。剣が通過した後には何も残さない、その気概をありありと感じる。 攻めあぐね、二人の剣士は防戦一方となる。 好機だ。今こそ錆白兵が介入する絶好の戦機。 さて誰に仕掛けるべきか。 青髪の少女は剣舞が始まった初期から岩場の陰に隠れ様子を伺っている。 あまりに次元の違う戦いに恐れをなしたか、震えているのが見て取れる。これはもう無視しても構わないだろう。 錆白兵が戦列に加わったとして、騎士は間違いなく敵と見る。 が、首尾よく騎士を討ち取れたとしてもそれでは戦況は青年達の集団へと傾くこととなる。 たった一人の錆白兵の活路は乱戦の中にしかない。 だが結果的にそこで仕掛けないで正解だった。 位置を入れ替え交錯する三人の剣士からさらに離れた一点、山脈に到る道から凄まじい殺気が放たれた。 遠めに見ていた錆白兵ですら感じ取れたその気は、騎士王の剣を受けていた男も当然察知していただろう。 だが対応することは叶わなかった。 何故なら彼が身を引けば、直進してくる殺気の固まりは岩場に潜む少女へと殺到していたはずだから。 騎士王の剣を弾き、瞬時にその殺気の源へと向き直る男。 鋼が噛み合う甲高い音が響いた。 (……!) その一瞬間に起こった全てを錆白兵は余すところ無く見届けた。 新たに乱入してきた銀髪の男は、ぞっとするほど美しい剣を突き出していた。 その剣先には青年がとっさに構えた掌に受け止められている。 青年が奇襲をあっさりと打ち破った、ように見える。 だがそれは正しくは無い。 青年の背から噴き出す赤い飛沫がそれを証明している。 その結果を導き出したのは黒き騎士王だ。 騎士王は青年に剣を弾かれた瞬間、背後から迫ってきた着物の女の斬撃をまともに受けていた。 そう、このとき彼女は着物の女からの攻撃を防がなかったのだ。 左腕を覆う篭手が一瞬にして弾け飛び、白磁の肌に赤い涙が零れ落ちる。 騎士王はその痛みを意に介さず、自身を抉る剣に自らの剣を押し当て、その軌跡を強引に押し流した。 攻撃を避けなかったのは、力を溜める為。千載一遇の機を決して逃さない為。そして敵の剣を望む位置に誘導するため。 結果、青年は仲間であるはずの着物の女の剣によって存分に斬り裂かれた。 そして、瞬きの間に誰もが飛び退る。 豪奢な意匠を施された剣を構える銀髪の男。 己が血潮で左腕をしとどに濡らす黒き騎士王。 そして刀を杖に何とか踏み止まっている青年と、彼を庇うようにその前に立っている着物の女。 (見えたでござる……!) 錆白兵は全てを見届けた。 無敵の壁を乗り越えた騎士王の剣、そのからくりを、堕剣士の本能が詳らかに嗅ぎ当てる。 着物の女の剣。 最強の矛は最強の盾を貫き通した。 ならばこそ、あの青年を屠るとすればあの剣を置いて他にない。 当然、青年と敵対する二人の剣士もそれを看破しただろう。 が、彼らは己以外の全てを塵殺せんがために剣を執っている。 迂闊に手を取り合うわけも無く、かといって先に青年に仕掛け隙を晒す訳にもいかず、奇妙な均衡が場に満ちていた。 三角形の位置関係。誰もが誰かが先に動くのを待っている。 そこに三度、闖入者が現れる。 黄金の剣を手にした若い女が、声を張り上げて戦場に分け入って来た。 発する言葉は停戦を意味するものであるが、当人達にそれを受け入れる謂れは無い。 黒き騎士王が飛燕の速さで女へと踊りかかっていく。 慌てて迎撃に移る女騎士。が、技量の違いは明白だった。 五合も打ち合わぬ内に女騎士の手から黄金の剣が弾き飛ばされた。 騎士王はその軌跡を追って跳躍する。 その手に聖剣が収まる刹那、銀髪の男が発した闘気が戦場を駆け抜けた。 渦を巻く斬撃の気流が騎士王に殺到し全身を斬り刻む。 寸前で黒い鎧を生み出し全身を守ったものの、黄金の剣は弾き飛ばされあらぬ場所へと落ちていく。 が、銀髪の男も無傷ではない。 いつの間にかその背後へ忍び寄っていた少年――鉢金と風防眼鏡、そして鮮やかな黄色の外套――が、無防備な背を斬り裂いていた。 銀髪の男が喀血しながらも何事か毒づく。 少年はそれに野生的な笑みで答え、さらに剣を叩きつけようとする。 しかし銀髪の男が突き出した掌から幾条もの糸が放たれ、その糸に絡め取られ少年は硬直した。 錆白兵の眼力はそれが気によって構成された幻糸であると看破していた。 怒りの声が発せられ、直後少年は自由を取り戻す。どうやら一瞬動きを止めるので精一杯のようだ。 だがそのときにはもう銀髪の男は目前に迫っており、振るわれた剣は少年の脇腹を貫いた。 負傷していたためか傷は浅い。少年が後方に跳ぶとさしたる抵抗も無く剣は抜けた。 睨み合う手負いの二人。 負傷し動けない青年。 全身に傷を負いながらも戦意の衰えない騎士王。 武器を失った女騎士。 未だ五体満足の着物の女。 黄金の剣と騎士王との間には、青年と着物の女がいる。 ならばこそ、今が好機。 錆白兵は音も無く走り出す。 狙いは着物の女――ではなく、主無き黄金の剣。 秘伝の歩方、爆縮地にて一息に距離を詰め、疾風の如く剣を攫う。 脚を止めず錆白兵は腰に差していた鉄剣を抜く。 疾走の勢いを乗せ、投擲。狙いは着物の女。 鉄剣は容易に弾かれた。のみならず、宙で粉微塵に砕かれた。 なんと素晴らしい剣か。ますます欲しくなろうと言うもの。 そして反対側から同時に騎士王も迫っていた。木刀を包んでいた風が破裂し、凄まじいまでの加速を与えている。 青年が無理を押して騎士王と対峙するのが見えた。 目論見通りの形となった。そして着物の女は投剣を弾いた衝撃で姿勢が崩れている。 黄金の剣を縦横に奔らせ、着物の女から剣を弾いた。 流れるようにその腹に蹴りを入れ押し退ける。 回転の勢いを利用して錆白兵は再び手にする剣を投げ放った。 その先にいるのは敵である騎士王だ。 黒き騎士がその剣に並々ならぬ執着を抱いていることはすぐに知れた。 だからこそ、剣を餌にすれば食いついてくるのは想像に難くない。 彼女の掌中に、黄金の剣は寸分違わず収まった。 すると予想通り騎士王が木刀を投げ捨て、全霊を以て黄金の剣を青年へと叩き付ける。 防がれ、しかし僅かにその肌を斬り裂いた。少しずつではあるが、確かに青年の領域を侵犯していく。 やはり油断できぬ敵手、と錆白兵は騎士王を高く評価した。 そしてその手には着物の女からもぎ取った魔剣が落ちて来て―― 斬。 錆白兵の振るった一刀は、抵抗も無く青年の身体を蹂躙した。 その瞬間、力が消失したか、騎士王の剣は青年の身体へと深く食い込んだ。 青年を斬り裂いた勢いのまま脚を止めず、錆白兵は騎士王の傍らを駆ける。 交差する一瞬、彼女の耳元へ向けて錆白兵は囁く。 「決着は、いずれ必ず」 返答を待たず、一気に走り抜ける。 森の入り口に到ったところで反転、場の様子を伺うと、驚いたことに青年はまだ生きていた。 騎士王が彼の身体から剣を抜こうとしているが、それに抵抗しているようだ。 携えていた刀を着物の女に投げ、何事か叫ぶ。 すると着物の女はするすると後退していき、隠れていた青髪の少女を連れて離脱していく。 銀髪の男があの強力な突き技を放った。 少年が命を散らすかと思ったが、寸前に女騎士が飛び込んできて少年を押し倒し難を逃れさせた。 彼女は騎士王が捨てた木刀を拾い、少年を連れて必死に逃げていく。 獲物を逃がしたと知った銀髪の男は、その場に残っているのが最も手強い騎士王だけだと知りこちらも撤退した。 そしてついに青年が力尽きたか、地に倒れ伏した。 騎士王が遺体から剣を抜くのを確認し、錆白兵も朝焼けに照らされ始めた森の中へと身を躍らせる。 さしあたっては、先ほど逃げていった女騎士と少年を追うことにした。 新たな魔剣を得て、数多い強敵達の技をしっかりとその眼に焼き付けて。 日本一の剣士は、更なる研鑽を経て研ぎ澄まされていく。 【小川健太郎@ランスシリーズ 死亡】 【E-6/森林/一日目/黎明】 【錆白兵@刀語】 【状態】健康、疲労(中・無感) 【装備】魔剣カオス 【道具】支給品 悪刀・鐚@刀語(電力残量55%) カリバーンの鞘 【思考】基本:優勝し、元の世界に戻って失敗作から脱却する 1:拙者にときめいてもらうでござる。 2:セイバーとはいずれ決着をつける。 【備考】 ※悪刀・鐚は活性化の性能が制限されているため、基本は疲労無視と痛覚遮断の効能しかありません。 ダメージを負うごとにそれを治癒しますが、その度合いによって電量を消費し、電力がカラになると鐚の全機能が停止します。 ※魔剣カオスは喋れない&見えない触手が出せない制限中。 ※セイバーの風王結界、ヒュンケルの闘魔傀儡掌を見切りました。効果の程もほぼ完璧に把握しています。 式の直死の魔眼については魔剣カオスの効果と勘違いしています。 【E-6/町の手前/一日目/黎明】 【セシリー・キャンベル@聖剣の刀鍛冶】 【状態】健康、疲労(中) 【装備】王刀『鋸』@刀語 【道具】支給品一式 、赤の携帯電話 【思考】基本:殺し合いをとめる。その為にもっと強くなる。 1:北東の町へ向かい、サトリの手当てをする 2:首輪の解除方法、脱出方法を探す。 3:出会った仲間には盗撮、盗聴の危険性を伝える。 4:グリフィスと決着をつける。 【サマルトリアの王子(サトリ)@ドラゴンクエストⅡ 】 【状態】疲労(大)、脇腹に裂傷、MP消費大 【装備】ダマスクスソード@テイルズオブファンタジア、チキンナイフ(逃げた回数三回)@FFV 【道具】支給品一式 【思考】基本:ローレシアの王子(ロラン)の敵を討つ。 1:他の参加者はどうでもいいが、ヒュンケルだけは許さない。 2:戦いはできるだけ避けるか適当にあしらう。どうしてもという時だけ戦う。 【E-7/森林/一日目/黎明】 【ヒュンケル@DRAGON QUEST-ダイの大冒険-】 【状態】体力消費(大)、背中、脇腹に裂傷 【装備】覇者の剣@DRAGON QUEST-ダイの大冒険- 【道具】支給品一式 【思考】基本:優勝する。 1:優勝する。 2:できるだけ女は手にかけたくない。 3:自分の未熟さを痛感。 4:サトリは次に会ったときは必ず倒す。 【G-5/診療所/一日目/黎明】 【龍咲 海@魔法騎士レイアース】 【状態】疲労(大) 魔力消費(大) 【装備】無し 【道具】支給品、ランダムアイテム 【思考】基本:光と風を捜す。 1:式と一緒に行動する。 2:身を守る剣が欲しい。 【両儀式@空の境界】 【状態】疲労(中) 【装備】村雨@ファイナルファンタジータクティクス 【道具】支給品、ランダムアイテム(個数内容ともに不明) 【思考】基本:元の世界へと帰る。 1:とりあえずここから帰る方法を探す。 2:健太郎に頼まれたので、刀の礼に海を護衛する。 【備考】 ※F-6 山脈に放置されたバーサーカーの斧剣@Fate/stay nightは真っ二つになりました。 【F-6/山頂/一日目/黎明】 【セイバー(オルタナティブ)@Fate/stay night】 【状態】疲労(大) 魔力消費(中)、左腕に深い裂傷 【装備】エクスカリバー@Fate/stay night、魔力で編みあげた鎧 【道具】支給品×2、ランダムアイテム×2、拡声器 【思考】基本:ロワの提示した万能の願望器を得、『聖杯のない冬木市』を実現させる。 1:敵を倒す。 2:両儀式、錆白兵を警戒。 【備考】 ※受肉した肉体なので、物理攻撃の無効化・霊体化などは出来ません。 BACK NEXT 040 彼・彼女の顔が思い浮かんだ 投下順 042 受け継ぐ者へ(前編) 040 彼・彼女の顔が思い浮かんだ 時系列順 042 受け継ぐ者へ(前編) BACK 登場キャラ NEXT 040 彼・彼女の顔が思い浮かんだ 小川健太郎 GAME OVER 027 彼女の理由 セイバー [[]] 019 ロッキー サトリ [[]] 019 ロッキー ヒュンケル [[]] 019 ロッキー 海 [[]] 025 魔剣混沌 式 [[]] 039 聖剣の少女騎士 セシリー [[]] 027 彼女の理由 錆白兵 [[]]
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古代都市ギルヴェガン 地の門でイベント ↓ 転移装置を調べる 【装置にふれる】を選択 ↓ 水の門の奥でイベント ボス戦 vsダイダロス 撃破後,転移装置が出現 転移装置を調べる 【装置にふれる】を選択 ↓ 水層都市トリマーラ ゲート・アウリオン聖女装置を調べる 【装置にふれる】を選択 ↓ ゲート・クテス制御装置を調べる 【装置にふれる】を選択 ↓ 下って行くと隠し通路が現れる ↓ 水層都市アウダ ゲート・バロン制御装置を調べる 【装置にふれる】を選択 ↓ ゲート・バレルトン制御装置を調べる 【装置にふれる】を選択 ↓ ゲート・メッロン制御装置を調べる 【装置にふれる】を選択 ↓ 下って行くと隠し通路が現れる ↓ 水層都市ハルミカ 第4隔壁クロノスを調べる 第3隔壁ヘーメラーを調べる ↓ 火の門 中央に隠し通路がある 隠し通路奥に行くとイベント ボス戦 vsタイラント ↓ 転移装置を調べる 【装置にふれる】を選択 ↓ クリスタル・グランデ ア・グランド・シフト 隠し通路から移動 ↓ ポイント 1.転移装置はⅧ~Ⅰまであるので見つけたらワープして先に進む 2.制御装置は調べて解除する(ゲート・スコーピオ制御装置以外) ↓ Ⅶ→Ⅵに移動,Ⅴ→Ⅳに移動,Ⅲ→Ⅱに移動する ↓ クリスタル・コアでイベント 転移装置Ⅰを調べる 【装置にふれる】を選択 ↓ 古代都市ギルヴェガン 風の門 第2隔壁メーンを調べるとイベント ボス戦 vsシュミハザ 『召喚ライセンス(シュミハザ)』を入手 ↓ 第1隔壁エオンを調べる 天則の転移装置を調べる 【碑文を読む】を選択 【装置にふれる】を選択 オキューリアのイベント発生 『契約の剣』を入手 ↓ 地則の転移装置を調べる 【碑文を読む】を選択 【装置にふれる】を選択 ※この時点で水層都市トリマーラにトレジャーポットが出現(ギルヴェガンの地図) ↓ 港町バーフォンハイム サッシオ通り 見はりの海賊と会話 【レダス邸へ入る】を選択 レダスがゲストとして仲間になる ↓ 飛空挺ターミナルの個人用受付で会話 【乗る】を選択 ↓ リドルアナ大瀑布 先人の記憶に遺されし路でイベント ↓ コロセウム 『リドルアナ大瀑布の地図』を入手 ↓ リドルアナ大灯台 かわき満たす広場でイベント ボス戦 vsハイドロ 撃破後,扉前でイベント ↓ 大灯台 下層 始原の層外郭 『大灯台下層の地図』を入手 ※敵撃破でランダムで黒の珠が出現 黒の珠を調べる 【珠にふれる】を選択 『黒の珠』を入手 ↓ 始原の層内部 3つの黒封の祭壇を調べる 【碑文を読む】を選択 【黒の珠を使う】を選択 ↓ 始原の層外郭 黒の扉を調べる 【扉を開ける】を選択 ↓ 黒き石室でイベント ボス戦 vsパンデモニウム ↓ 始原の層内部 転移装置を調べる 【装置にふれる】を選択 ↓ 始原の旋回廊1~4 1.コジャを撃破で緑の橋,デイダラを撃破で赤い橋ができる 2.愚者の壁に衝撃を与えると隠し通路にいける ↓ 至次の境域 古の扉を調べる 【扉を開ける】を選択 少し進むとイベント ボス戦 vsシャーリート 転移装置を調べる 【装置にふれる】を選択 ↓ 大灯台 中層 ささげし狭間 戦封の祭壇 たたかうコマンド封印 魔封の祭壇 まほうコマンド封印 知封の祭壇 ナビマップ封印 具封の祭壇 アイテムコマンド封印 ↓ 受難の層 『大灯台中層の地図』を入手 ↓ 験真の封域 古の扉を調べる 【扉を開ける】を選択 ボス戦 vsフェンリル ※撃破後,選択した祭壇を調べる 【祭壇にふれる】を選択 天動器を調べる 【67F】を選択 ↓ 封隠の狭間 転移装置を調べる 【装置にふれる】を選択 ↓ 大灯台 上層 至頂の旋回廊1 ※わざと2回間違える 『大灯台上層の地図』を入手 転移装置(黒の紋章→緑の紋章→赤の紋章→中層で封印した色→無色)で移動 ↓ 至頂の旋回廊2 天動器を調べる 【90F】を選択でイベント ボス戦 vsハシュマリム 『召喚ライセンス(ハシュマリム)』を入手 ↓ 至天の旋回廊 階段を上っていくとイベント 転移装置を調べる 【装置にふれる】を選択でイベント ボス戦 vsガブラス 撃破後イベント vsドクター・シド,ファムフリート 『召喚ライセンス(ファムフリート)』を入手 撃破後イベント ↓ 港町バーフォンハイム サッシオ通りでイベント ↓ ※飛空挺ターミナルの個人用受付で会話 【乗る】を選択 ↓ 空中要塞バハムート 突入後イベント ↓ 中央エリア内郭通路でイベント ↓ 中央リフト リフト操作盤を調べる 【リフトを上昇させる】を選択 ボス戦 vsガブラス 撃破後リフト操作盤を調べる 【リフトを上昇させる】を選択 ↓ セントラル・シャフトでイベント ボス戦 vsヴェイン 撃破後イベント ↓ ボス戦 vsヴェイン=ノウス,セフィラ×5 撃破後イベント ↓ 主砲防護フレームでイベント ↓ ラスボス戦 vs不滅なるもの 撃破後イベント ↓ エンディング FFXII Topページへ
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山賊ゴロゴリー関連のクエスト おかしな山賊ゴロゴリーのクエストについてです。 一回目はアルシュ沼で、二回目はリフォーレ離宮跡、三回目は忘れられた街ニゼ、四回目はラツナ古代遺跡、五回目は試練の洞窟100Fです。 五回目のみクエストではありません。 なんでか態度のでかいゴロゴリーによって、俺様ルールが設けられるこの戦闘。 しかし意外に強いので、準備はきちんとしていきましょう。 戦闘終了後に試練の洞窟が、一回目は60階、二回目は75階、三回目は90階、 四回目は100階まで開放されます。 【山賊の出る沼地の洞窟】 勝利条件 全ての敵を倒せ ゴロゴリールール:アイテム使用不可 敵 レベル 武器 防具 頭 装飾・道具 スキル ゴロゴリー 42 プルトアックス ドラゴンスケイル バイキングヘルム 古びた篭手/サバイバルブーツ ミンチ3/反撃30%/魔防+20%/地形コスト無視/自動HP回復 スナイパー 40 レインメーカー ドラゴンスケイル ターバン 古びた篭手/快気の実 毒20%/地形コスト無視/移動コスト増加 スナイパー 40 レインメーカー ドラゴンスケイル ターバン 古びた篭手/快気の実 毒20%/地形コスト無視/移動コスト増加 セイジ 40 瑪瑙 見えない服 ターバン サバイバルブーツ ブラインドミスト/フィアー/ジェルトンブリーズ/魔命+20%/地形コスト無視/邪気 セイジ 40 瑪瑙 見えない服 ターバン サバイバルブーツ レイストーム/睡眠防御/自動MP回復 セイジ 40 瑪瑙 見えない服 ターバン サバイバルブーツ キュアウーンズ/リカバリー//魔命+20% セイジ 40 瑪瑙 見えない服 ターバン サバイバルブーツ レイストーム/魔威+10%/地形コスト無視 グラディエイター 40 ダンシングソード ドラゴンスケイル バイキングヘルム 古びた篭手 フレイムストライク3/反撃10%/連係『閃』 グラディエイター 40 ダンシングソード ドラゴンスケイル バイキングヘルム 古びた篭手 恐怖防御/連係『閃』/方向反応無視 グラディエイター 40 ダンシングソード ドラゴンスケイル バイキングヘルム 古びた篭手 反撃10%/連係『閃』 【離宮の怪】 勝利条件 全ての敵を倒せ ゴロゴリールール:アタック不可 敵 レベル 武器 防具 頭 装飾・道具 スキル ゴロゴリー 57 死神の鎌 黒鉄の鎧 フルフェイス 古びた篭手/暴君の王冠 ミンチ3/連係『閃』/石化防御/暗闇 グラディエイター 55 フランベルジュ 黒鉄の鎧 フルフェイス 古びた篭手/元気の実 フレイムストライク3/連係『閃』/魔回+20% グラディエイター 55 フランベルジュ 黒鉄の鎧 フルフェイス 古びた篭手 フレイムストライク3/連係『閃』/魔回+20% スナイパー 55 ジュエルイーター 精霊の羽衣 山男の帽子 古びた篭手/元気の実 ラスタイレイザー3/命中+20%/ジャンプ+2/移動コスト増加 スナイパー 55 ジュエルイーター 精霊の羽衣 山男の帽子 古びた篭手/元気の実 ラスタイレイザー3/命中+20%/ジャンプ+2/移動コスト増加 ヴァンガード 55 ブラッディランス 黒鉄の鎧 フルフェイス 古びた篭手 ジャンプ+2/スキル禁止 ヴァンガード 55 ブラッディランス 黒鉄の鎧 フルフェイス 古びた篭手/元気の実 ジャンプ+2/暗闇 アルティメット 55 ブラスナックル ドラゴンスケイル フルフェイス 古びた篭手 アイアンフィスト3/威力+20%/ジャンプ+2/毒 アルティメット 55 ブラスナックル ドラゴンスケイル フルフェイス 古びた篭手 アイアンフィスト3/威力+20%/ジャンプ+2/毒 アルティメット 55 ブラスナックル ドラゴンスケイル フルフェイス 古びた篭手 アイアンフィスト3/威力+20%/ジャンプ+2 ■アタック禁止ですが、Move、Moveでの攻撃、Skill、連係攻撃は可能です。 アタック禁止というルールはあまり気にしなくてもいいでしょう。 【忘れられた街】 勝利条件 全ての敵を倒せ ゴロゴリールール:連係不可 敵 レベル 武器 防具 頭 装飾・道具 スキル ゴロゴリー 72 死神の鎌 黒鉄の鎧 フルフェイス サバイバルブーツ/暴君の王冠 ミンチ3/連係『閃』/ジャンプ+2/暗闇 グラディエイター 70 フランベルジュ 黒鉄の鎧 フルフェイス サバイバルブーツ/元気の実 フレイムストライク3/連係『閃』/ジャンプ+2/消費MP半減 グラディエイター 70 フランベルジュ 黒鉄の鎧 フルフェイス サバイバルブーツ/元気の実 フレイムストライク3/連係『閃』/ジャンプ+2/移動コスト増加 グラディエイター 70 フランベルジュ 黒鉄の鎧 フルフェイス サバイバルブーツ/元気の実 フレイムストライク3/連係『閃』/反撃30% スナイパー 70 ジュエルイーター 精霊の羽衣 山男の帽子 サバイバルブーツ ラスタイレイザー3/連係『閃』/天翔る翼/回避率アップ スナイパー 70 ジュエルイーター 精霊の羽衣 山男の帽子 サバイバルブーツ ラスタイレイザー3/連係『閃』 スナイパー 70 ジュエルイーター 精霊の羽衣 山男の帽子 サバイバルブーツ 連係『閃』/ジャンプ+2//攻撃コスト増加 ハイプリースト 70 ウィザードロット 精霊の羽衣 山男の帽子 サバイバルブーツ ゴッドボイス/ホーリーライト//連係『閃』/ジャンプ+2/自動HP回復 ハイプリースト 70 ウィザードロット 精霊の羽衣 山男の帽子 サバイバルブーツ ゴッドボイス/ホーリーライト//連係『閃』/自動MP回復 シャドウ 70 ククリ 見えない服 山男の帽子 サバイバルブーツ/元気の実 連係『閃』/威力+30%/暗闇 シャドウ 70 ククリ 見えない服 山男の帽子 サバイバルブーツ 連係『閃』/睡眠 【遺跡は燃えているか!?】 勝利条件 全ての敵を倒せ ゴロゴリールール:スキル不可 敵 レベル 武器 防具 頭 装飾・道具 スキル ゴロゴリー 87 死神の鎌 黒鉄の鎧 フルフェイス サバイバルブーツ/暴君の王冠 ミンチ3/石化防御/睡眠防御/生命力吸収 セイジ 85 翡翠 精霊の羽衣 山男の帽子 サバイバルブーツ ブラインドミスト/ポイズンミスト/ジェルトンブリーズ/フィアー/回避率アップ セイジ 85 翡翠 精霊の羽衣 山男の帽子 サバイバルブーツ/元気の実 レイストーム/自動MP回復 スナイパー 85 ジュエルイーター 精霊の羽衣 山男の帽子 サバイバルブーツ ラスタイレイザー3/毒20%/恐怖 スナイパー 85 ジュエルイーター 精霊の羽衣 山男の帽子 サバイバルブーツ/元気の実 ラスタイレイザー3/毒20%/恐怖 ブランディッシャー 85 河豚毒 黒鉄の鎧 フルフェイス サバイバルブーツ 一文字切り3/連係『閃』/反撃30%/攻撃コスト増加 ブランディッシャー 85 河豚毒 黒鉄の鎧 フルフェイス サバイバルブーツ 一文字切り3/連係『閃』/反撃30% グラディエイター 85 フランベルジュ 黒鉄の鎧 フルフェイス サバイバルブーツ/元気の実 フレイムストライク3/連係『閃』/恐怖30%/洗浄 グラディエイター 85 フランベルジュ 黒鉄の鎧 フルフェイス サバイバルブーツ/元気の実 フレイムストライク3/連係『閃』/毒20%/恐怖20%/邪気 【試練の洞窟100F】 勝利条件 全ての敵を倒せ ゴロゴリールール「アタック禁止」「アイテム禁止」「連係禁止」) 防具>純白のドレス・純白のベール /風雷の鎧・白鉢巻 敵 数 装備 アイテム スキル スナイパー 2 ラストダンスビー 暗闇30%・石化10%・HPMPダメージ ハイプリースト 1 クリスタルロッド ゴッドボイス・ホーリーライト・ヘブンズゲート・反撃10%・清浄 セイジ 2 藍玉 ノームの足音 レイストーム・ファーストエイド・リカバリー・恐怖防御・石化防御・自動MP回復 ヴァンガード 2 アメノヌボコ 連係『轟』・回避+30%・暗闇×1/毒×1 バーサーカー 4 Gアックス 連係『轟』・魔回+30%・サイトカウンター×1/命中率アップ×1連係『轟』・反撃30%・暗闇×1/毒×1 ゴロゴリー 1 Gアックス 暴君の王冠/まんてんの月 連係『轟』・睡眠防御・命中+30%・生命力吸収 ※ゴロゴリールールは敵が減っていくと追加されます。 ※戦闘終了後、試練達成証明書が貰えます。